
3.20イラク戦争を知らないキミたちへ
イラク戦争から18年 『イラク戦争を知らないキミたちへ』 −−−あの時、どんなふうに戦争が始まったのかを伝えたい−−− 2003年に始まったイラク戦争は、”大儀なき戦争”と言われています。 アメリカがイラクを攻撃するという理由は、 「独裁国家からイラク国民を救うため」、「大量破壊兵器を隠しているから」などと二転三転し、 明確に納得できるものは何もありませんでした。 しかし、当時の日本政府は、真っ先にアメリカのイラク攻撃を支持すると表明したのです。 後年、攻撃を指揮する立場だったアメリカのブッシュ大統領やイギリスのブレア首相が 「イラク戦争をしたのは間違いだった」 と後悔する発言をしていますが、日本は今現在もその過ちを認めていません。 イラクは当時、国連の大量破壊兵器査察を受けていました。 性急に武力行使をすすめようとするアメリカとイギリスに対し、 フランス・ドイツ・ロシアは査察を継続すべきだと主張していました。 政治家だけではありません。 開戦が現実味を帯びるにつれて、数十万人規模のイラク戦争反対デモが世界各都市で起きました。 日本でも若い人達を