私たちは、イラク戦争の検証を求めます。
日本政府が戦争への加担を決めたプロセスと根拠を検証したい
池田 香代子(いけだ・かよこ)
ドイツ文学翻訳家
アフガン攻撃を受けて『世界がもし100人の村だったら』を出版。イラク戦争反対の活動に参加。
民主主義は検証から始まる
鎌田 實(かまた・みのる)
医師・作家
2004年、イラクのがんの子どもたちを救おうとJIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)の立ち上げに協力。現代表。
なぜ憲法を無視した政府を、日本国民は支持してしまったのか検証したい
伊藤 真(いとう・まこと)
伊藤塾塾長・弁護士
憲法の理念を実現できる法律家の育成を中心に憲法の講演・執筆活動をおこなう。平和と民主主義の基盤たる「1人1票の実現」のために全国で奮闘中。
イラク戦争に日本がどう加担したかを明らかし責任の所在をはっきりさせたい
鎌仲ひとみ(かまなか・ひとみ)
映像作家
1998年、劣化ウラン弾問題からイラクを撮影した映画「ヒバクシャー世界の終わりに」を監督。2004年よりJIM-NET理事。
日本政府のイラク戦争への責任を検証したい
川口 創(かわぐち・はじめ)
弁護士・名古屋第一法律事務所所属
2004年提訴の自衛隊イラク派兵差止・名古屋訴訟弁護団事務局長として、3268人の原告とともに08年4月17日の名古屋高裁意見判決を導く。
他国の政治体制を武力で変えるということを見直したい
酒井 啓子(さかい・けいこ)
千葉大学教授
1982年以来、アジア経済研究所でイラク政治を分析。86-89年、在イラク日本大使館に勤務。湾岸戦争時、イラク戦争時には、イラク情勢に関して積極的に国内メディアに発信を続けた。
殺された罪なき人々のためにも、戦争をくり返させない
志葉 玲(しば・れい)
ジャーナリスト
’03年3月開戦とほぼ同時にイラク・バグダッド入り。その後もファルージャやラマディなどの激戦区、自衛隊が駐留したサマワなどを取材した。Yahoo!ニュース等で中近東情勢や安保法制の問題などを解説。
多くの子どもたちが死んでいった戦争を検証したい
佐藤 真紀(さとう・まき)
国際協力アドバイザー
NGOのイラク担当として、2002年からイラクにかかわり、開戦時には緊急支援を指揮。04年に日本イラク医療支援ネットワークを立ち上げる。イラク関連の著書多数。
イラクの人びとを死に追いやった「私の戦争」を検証したい
高遠 菜穂子(たかとお・なほこ)
エイドワーカー
2003年イラク戦争開戦後に現地入りし緊急支援を開始。04年に現地武装グループの自衛隊撤退要求の人質となるが、9日目に解放。現在もイラクでの人道支援を継続しながら、日本国内で報告会を重ねる。
戦争をやり得にさせたくない
田中 優(たなか・ゆう)
未来バンク事業組合代表・(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)理事
著書に『戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法』(合同出版)『戦争って、環境問題と関係ないと思ってた』(岩波書店)などがある。
市民と国の責任の取り方をしめしたい
谷山 博史(たにやま・ひろし)
(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)代表理事
イラク戦争とアフガニスタン戦争を見つめれば、戦争に向かおうとする日本の危険が見えてくると訴える。JVCは様々な紛争地での経験を伝えている。
国家に平気でウソをつかせたくない
野中章弘(のなか・あきひろ)
ジャーナリスト・プロデューサー・アジアプレスインターナショナル代表。立教大学、早稲田大学教員
80年代より、アジアの戦争、紛争などの取材を続けてきた。
日本政府にイラクで死んだ日本人青年の責任をどうとるのか追及したい
吉岡 達也(よしおか・たつや)
(特活)ピースボート共同代表
イラク現地へ医薬品や車いすやベッドなど人道支援物資を届け、イラク人医師らを日本に招聘。現在、紛争予防国際ネットワーク「GPPAC」の国際運営委員。