このキャッチフレーズとともに、「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」が立ち上げられたのは、2009年11月のことでした。

 

取材や支援活動、平和運動など、それぞれのかたちでイラクに関わってきた設立メンバーたちの共通の思いは一つ。なんの検証や反省もないまま、イラク戦争を風化させてしまってはいけない。

 

「大義」「テロとの戦い」という名の下にあまりに多くの命が奪われました。しかし、「大義」は誤情報だったと発表され、「テロ」は世界中に拡散するという結果をもたらしました。

 

日本はこの戦争をいち早く支持し、軍事作戦の後方支援（兵站）を行いました。私たちにも大きな責任があるのではないでしょうか。

 

私たちは、イラク戦争の徹底的な検証を求めます。この戦争を知らずして、日本の進路は決められない。私たちはそう考えています。